ESP32でタッチセンサーを使ってLチカする(スイッチとしての使用)

ESP32でタッチセンサを使ってLチカする(スイッチとしての使用)

こんにちは。wak-tech Advent Calender 19日目です。
今回は「ESP32でタッチセンサを使ってみた」で紹介したタッチセンサを使って、LEDをオンオフさせてみました。

動いている様子

実行環境

ソフトウェア関連

  • windows10 home
  • Arduino 1.8.5
  • ESP32 core for arduino 1.0.0

使用部品

回路

  • GPIO25に抵抗とLEDを接続
  • GPIO14に導体を接続(ここでは下の方にある抵抗がそれ)

たったこれだけのシンプルな回路です。
実際の写真がこちら

ソースコード(コピペで動きます)

double default_value = 0;
double value_ratio = 0;

void setup()
{
  Serial.begin(115200);
  delay(1000);
  Serial.println("ESP32 Touch Test");
  default_value = touchRead(T6); //最初の値を記録
  pinMode(25,OUTPUT);
}

void loop()
{
  value_ratio = touchRead(T6)/default_value;
  if(value_ratio < 0.7){
    digitalWrite(25,HIGH);
  }else{
    digitalWrite(25,LOW);
  }
  delay(50);
}

解説

setup()

まずGPIO14にはTOUCH6という機能が割り当てられています。

これを使うには

value = touchRead(T6);

とします。例えばGPIO13にはTOUCH4が割り当てられているので

value_4 = touchRead(T4);

とすればその値をvalue_4に入れることができます。簡単ですね。

起動したての時にはセンサーには何も触れてないと仮定して、その時の値をデフォルト値として記憶します。

default_value = touchRead(T6);

また、LEDが接続されているピンのGPIO25を出力に設定するのも忘れずに。

pinMode(25,OUTPUT);

loop()

「ESP32でタッチセンサを使ってみた」で紹介したvalue_ratioを使ってタッチされたかどうかの判定をしています。判定部分はここです。

value_ratio = touchRead(T6)/default_value;
  if(value_ratio < 0.7){
    digitalWrite(25,HIGH);
  }else{
    digitalWrite(25,LOW);
  }

前述の記事では、センサーに触れるとvalue_ratioが0.5程になることが分かりました。これにある程度のマージンをとって0.7以下かどうかを基準にLEDをオンオフさせています。

あんまり早くてもと思ったので、一応

delay(50);

として50msごとにセンサーの値を取得していますが、なくても動くと思います。

最後に

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「ESP32でタッチセンサーを使ってLチカする(スイッチとしての使用)」に2件のコメントがあります

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