RGBLEDを使う
RBGLEDとは?
RGBLEDとは、その名の通りRGB(Red, Green, Blue)の三原色の光が一つの素子で出せるようになっているLEDです。
今回使うLEDの外観はこんな感じ。右から順に(赤、GND、青、緑)となっています。カソードコモン型と言って、GNDが共用となっているので、右から2番目の足をGNDに繋ぎ、他の脚に+3V程度を掛ければ発光する仕組みです。
三原色を光らせる
では、実際に三原色を光らせてみましょう!
- ブレッドボード上にACアダプタ+ジャックを刺し、RGBLEDを写真のように刺します。この時、足を無理やり広げても構いません。(折れないように注意)
- RGBLEDの右から2番目のGNDピンに電源のー(GND)を繋ぎます(写真ではジャンパワイヤで接続)
- 一番右側のピンに510Ωの抵抗をはさみ、それを+5Vの電源へ接続します。すると、写真のように赤く光ります!
- 次に青くしてみましょう。同様に抵抗の脚を右から3番目のピンにつなぎ変えるだけでOKです。
- 最後に緑
これで、三原色を出すことができました。非常に簡単ですね。では、3つしか色が出せないのでしょうか…?
組み合わせて色を作る
勿論そんなことはありません。三原色なので、組み合わせれば可視領域の光はほぼ再現できます。
- 510Ωの抵抗をもう一つ用意し、写真のように赤と青のピンへ接続します。すると、これらの色が混合されて紫色の光が出てきます。
- 同様に赤+緑でオレンジ~黄色(黄緑??)
- 青+緑でスカイブルー(SF映画でよくある光の色っぽくないですか)
という風に、それぞれの光を混ぜ合わせて色を簡単に表現できます。この各色の成分の強さ、つまり繋がっている抵抗の値を変えれば、上記の色以外ももちろん表現できます。
しかし、例えば「RGB={200,30,154}の強度の光を出したい!」といった要望に応えるのは非常に厳しいですね。そのために抵抗の値を変えなければなりませんから。
そこで、PICの出番です。PICの出番なんです。PICで電子蛍を作るで使用したPWM制御のdutyという考えを使えば、簡単にこの要望を満たすことができます。それはまた次回。
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