3Dプリンター用の防音ケースを作ってみた

3Dプリンターって便利なんですけど、とにかくうるさいんですよね。
動かしたまま寝ようとしたら徹夜してしまうレベルです。なので「放っておいても部品を作ってくれる」という利点が活かしきれない。

ということで、今回は1万円以下で自作の簡単な防音ケースを作ったので紹介します。※今回はアクリル板を使っていますが、木で作れば5000円以内で作れると思います。

完成形

材料調達

  • 1.5 mmアクリル板5枚
  • ウレタン防音材6枚

を調達します。ウレタンが6枚になっているのは立方体を完全に作るため。3Dプリンターの設置部はかなり振動が伝わり、床からも音が出ています。そのため床にも防音材を敷いた方が効果的なのです。

  1. 1.5 mmアクリル板をはざいやで購入する
    購入時に板のサイズを指定します。おすすめなのが完全な正方形。5面を全て同じサイズのアクリル板で作るには、当然正方形が必要です。縦長にすると、2種類以上のサイズが必要となりコストが高くなります。
  2. ウレタン吸音材を適当な場所で購入する
    今回私は楽天の50cm×50cm、6枚で3000円の以下の商品を購入しました。

実際に届いた部材たちがこちら


50cmってやっぱり大きい。

板材固定用部品の印刷

さて、ケースにするには板を箱にしないといけません。このままでは作れませんから、板を90°角度をつけて固定する部品を設計しました。

せっかく3Dプリンターがあるので印刷しましょう!

データはこちらに置いておきます。1.5mm厚の板専用なので注意してください。
印刷後はこのようにスタックして柱にできます。

組立

柱が印刷でき次第、アクリル板に接続して立方体を作っていきます。

つけ途中はこんな感じ

そして内側に防音シートを張り巡らせます。今回は仮止めで養生テープを使用していますが、両面テープをお勧めします。

最後に3Dプリンタを入れて完成!

非常に雑ですが、これでも大幅に騒音が軽減されました。1万円以下で試せるので、ぜひ挑戦してみてください。

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