3Dプリンター用の防音ケースを作ってみた コメントする / 3Dプリント / By わくてく 3Dプリンターって便利なんですけど、とにかくうるさいんですよね。 動かしたまま寝ようとしたら徹夜してしまうレベルです。なので「放っておいても部品を作ってくれる」という利点が活かしきれない。 ということで、今回は1万円以下で自作の簡単な防音ケースを作ったので紹介します。※今回はアクリル板を使っていますが、木で作れば5000円以内で作れると思います。 目次1 完成形2 材料調達3 板材固定用部品の印刷4 組立4.1 こんな記事もあります! 完成形 3Dプリンターの防音ケースを試作中なんだけど、ウレタン吸音材やばい。 完全に蓋をしてないにも関わらずこの防音性🤗 6枚で3000円#3Dプリンター pic.twitter.com/pa9FfepTgX — 𝘄𝗮𝗸-𝘁𝗲𝗰h💡電子工作 (@wak_tech) December 4, 2020 材料調達 1.5 mmアクリル板5枚 ウレタン防音材6枚 を調達します。ウレタンが6枚になっているのは立方体を完全に作るため。3Dプリンターの設置部はかなり振動が伝わり、床からも音が出ています。そのため床にも防音材を敷いた方が効果的なのです。 1.5 mmアクリル板をはざいやで購入する 購入時に板のサイズを指定します。おすすめなのが完全な正方形。5面を全て同じサイズのアクリル板で作るには、当然正方形が必要です。縦長にすると、2種類以上のサイズが必要となりコストが高くなります。 ウレタン吸音材を適当な場所で購入する 今回私は楽天の50cm×50cm、6枚で3000円の以下の商品を購入しました。 【最安値に挑戦!】吸音材 2.5cm厚 6枚セット 50cm×50cm ウレタンフォーム 防音 防音シート 壁 防音マット アパート対策 デッドニング ホームセンター価格:3390円(税込、送料別) (2020/12/4時点) 楽天で購入 実際に届いた部材たちがこちら 50cmってやっぱり大きい。 板材固定用部品の印刷 さて、ケースにするには板を箱にしないといけません。このままでは作れませんから、板を90°角度をつけて固定する部品を設計しました。 せっかく3Dプリンターがあるので印刷しましょう! データはこちらに置いておきます。1.5mm厚の板専用なので注意してください。 印刷後はこのようにスタックして柱にできます。 組立 柱が印刷でき次第、アクリル板に接続して立方体を作っていきます。 つけ途中はこんな感じ そして内側に防音シートを張り巡らせます。今回は仮止めで養生テープを使用していますが、両面テープをお勧めします。 最後に3Dプリンタを入れて完成! 非常に雑ですが、これでも大幅に騒音が軽減されました。1万円以下で試せるので、ぜひ挑戦してみてください。 こんな記事もあります!【壁を傷つけない!】スマホやタブレットを壁掛けにするホルダーを作ってみた【モデル配布あり】3Dプリンターでサイクロン掃除機を自作してみた【Fusion360】ファン用のプロペラを設計してみた一台三役の3Dプリンター!Snapmaker2.0をクラウドファンディングでゲットしたのでレビュー
3Dプリンターって便利なんですけど、とにかくうるさいんですよね。
動かしたまま寝ようとしたら徹夜してしまうレベルです。なので「放っておいても部品を作ってくれる」という利点が活かしきれない。
ということで、今回は1万円以下で自作の簡単な防音ケースを作ったので紹介します。※今回はアクリル板を使っていますが、木で作れば5000円以内で作れると思います。
目次
完成形
材料調達
を調達します。ウレタンが6枚になっているのは立方体を完全に作るため。3Dプリンターの設置部はかなり振動が伝わり、床からも音が出ています。そのため床にも防音材を敷いた方が効果的なのです。
購入時に板のサイズを指定します。おすすめなのが完全な正方形。5面を全て同じサイズのアクリル板で作るには、当然正方形が必要です。縦長にすると、2種類以上のサイズが必要となりコストが高くなります。
今回私は楽天の50cm×50cm、6枚で3000円の以下の商品を購入しました。
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価格:3390円(税込、送料別) (2020/12/4時点)
実際に届いた部材たちがこちら
50cmってやっぱり大きい。
板材固定用部品の印刷
さて、ケースにするには板を箱にしないといけません。このままでは作れませんから、板を90°角度をつけて固定する部品を設計しました。
せっかく3Dプリンターがあるので印刷しましょう!
データはこちらに置いておきます。1.5mm厚の板専用なので注意してください。
印刷後はこのようにスタックして柱にできます。
組立
柱が印刷でき次第、アクリル板に接続して立方体を作っていきます。
つけ途中はこんな感じ
そして内側に防音シートを張り巡らせます。今回は仮止めで養生テープを使用していますが、両面テープをお勧めします。
最後に3Dプリンタを入れて完成!
非常に雑ですが、これでも大幅に騒音が軽減されました。1万円以下で試せるので、ぜひ挑戦してみてください。