PICマイコンを使う前準備

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PIC開発に必要なもの

PIC自体はとても安いですが,開発に必要なものが少し高価です。下にこれからのチュートリアルで必要なものをリストアップしました。

上記のパーツがあれば,PICの基本が学べるでしょう。




どこで買うのか?

基本的に秋葉原の「秋月電子通商」というお店に行けば,安く確実に手に入ります。電子工作をする人にとっては聖地とも言える場所です。また,秋月電子の通販でも購入できます。送料は500円ですので,秋葉原まで片道250円以上かかるのであれば通販をお勧めします。

また,秋月電子通商と同じ通りに「千石電商」というお店があります。ここでも同様の部品を取り扱っているので,秋月電子にないときはこちらを訪ねてみましょう。また,千石電商は電子工作キットが充実しており,ちょっとした工作がしたい時に寄ると面白いかもしれません。

また、Amazonでもある程度揃えることができます。特にLEDなどは、Amazonで買った方が安い場合もあります。値段を見比べてみるのもいいかもしれません。

また、「PICkit3が高すぎる」という方には、こちらもありかもしれません。ブレッドボード付きでお得です。

ただし、純正品ではありません(レビューを見る限り動作はしているっぽい)。高いですが、余裕がある方はなるべく秋月電子で購入しましょう。

はんだごてもamazonの方が安いです。いろいろセットになってこの値段は安い。

基本的にマイコンやブザーなどの細かい部品は秋月電子で、工作に必要な物品はAmazonで、というのが一番いいのではないでしょうか。私はそうしています。

その他必要な知識等

  • パソコン
  • パソコンを使わないとプログラムが書き込めません。スペックはそこまで必要ではないので,3万円以下のノートパソコンでも可能です。(私はASUS Transbook T90Chiという小さな2in1PCで書き込めました)

  • MPLAB X IDE
  • プログラムを書き込むときに必要なソフトです。このインストール方法などは次の記事でご紹介します。

  • C言語(任意)
  • PICはアセンブリ(機械語に近いもの)か,C言語/C++でプログラムを書き,実行できます。アセンブリは非常に難解なので,C言語で開発をしていきます。C言語の知識として必要なレベルは,そこまで高くありません。C言語が初めてという方は,とても分かりやすいサイトがありますので,そちらで勉強することをお勧めします。→「苦しんで覚えるC言語

    こちらのサイトの,E-14「文字列を扱う方法」まで理解すれば,PICでの開発が十分にできるでしょう(後々ポインタも使うことになりますが,初めは必要ありません)。

上記の物品が購入できた方は次の記事へ→PIC開発環境「MPLAB X IDE」のインストール方法

部品説明

「何のために上記の物品を買うのかわからない」という人向けに、少しだけ解説します。

PICkit3

これは、PICとPCを繋ぐ書き込み装置です。PCで作成したプログラムはPICkit3を通してPICへと書き込まれます。一つあれば殆どすべてのPICに書き込むことが可能なので、買うのは一度きりです。

PIC16F1938

今回チュートリアルで使用するPICです。ピンが28本付いています。様々なインターフェースを備え、電圧をbit情報に変換するA/Dコンバータも多く搭載しているので、後々の応用に役立ちます。LCDを接続することも可能です。また、内部発振子も内臓しています。

ACアダプタ・DCジャックDIP化キット・ブレッドボード

ブレッドボードとは、はんだを使わずに簡単にテスト回路が組める便利なボードです。内部に金属が張り巡らされています。

PICは電源がないと動きません。また、今回使用するPICは基本5V駆動ですので、5V電源が必要になります。その電源がACアダプタです。ACアダプタは、交流電流を直流電流に変えて送ってくれます。つまり、「コンセントの交流100V」→「直流の5V」のように変換してくれるわけです。

ACアダプタの端子は円筒状で、そのままではブレッドボードに刺せません。それをブレッドボードに刺せるように変換してくれるのがDCジャックDIP化キットです。このキットを組み立てるには半田付けが必要です。逆に、これ以外ではしばらくはんだ付けをしません。全てブレッドボード上で済むからです。

ジャンパーコード

ブレッドボード上で配線するのに必要なコードです。これを使えば任意の場所へ回路を繋ぐことができます。

セラミックコンデンサ

ご存知かもしれませんが、コンデンサは電気をためる部品です。例えばPICが瞬間的に大電流を消費したとします。その時、ACアダプタの出す電圧が降下して揺らぎ、PICの動作が不安定になることがあります(プログラムが終了したり、PICが壊れたりします)。もし電源の+とーの間にコンデンサが挟まっていれば、足りない電圧を一瞬補ってくれます。そのために、セラミックコンデンサを入れます。

他の部品に関しては、チュートリアル中に解説します。

次→PIC開発環境「MPLAB X IDE」のインストール方法




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